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サロン経営コラム

知らなきゃまずいエステサロンの「集客」のこと(2017年2月加筆・修正)

20年以上のエステサロン経営のキャリアがある法人化もされているサロンオーナーからご相談を受けました。

長くサロン経営をしているオーナーの話をあなたは一度は聞いたことがあるかもしれません。

「凄いな・・・」
「あんな風になれたらな・・・」
「私とは違う人なんだろうな・・・」
「儲かっているのかな・・・・」

なんてことも思うかもしれません。

特に、経営が長く続いているとある程度の固定客を持っている場合が多いので経営も安定しているのでは?と思われがちなのですが、経営が長ければ長いなりの「集客」に関する悩みがあるのです。

新規オープンの場合は、「とにかくお客さまを呼び込む」という意味での「集客」が悩みとなりますが、ある程度の年数が経過すると今度は「新しい年齢層のお客さまを呼び込む」という意味での「集客」が悩みとなる事が多くあります。

エステサロンというのは、一般的には通い続ける事で効果を得ることができる場所である、もしくは気心のしれたセラピスト・エステティシャンに担当してもらいたいというニーズがあるため、サロン経営の年数を重ねていくと固定客の年齢層が徐々に上がっていきます。

今回ご相談をうけたオーナーのサロンも固定客の年齢層が上がり、それに伴い一定の割合でサロンに通わなくなるお客さまが増えていることが大きな悩みでありました。

もちろん年齢層に関係なく一定の割合でお客さまがサロンに通わなくなるということは往々にしてあります。

ただ、エステという分野から考えて年齢層が上がるほどその割合は高くなってきます。

若いころは自分の容姿にお金をかけていた女性が、ある程度の年齢になるとそれをやめてしまうということはよくありますね。

そこで問題となってくるのが、新しい年齢層(顧客層)の「集客」をどうするかという点です。

「集客」問題から目を背けない

知らなきゃまずいエステサロンの「集客」のこと(2017年2月加筆・修正)

実はここに目を背けていくと数年後経営的に大きな問題となり、経営が危機的状況になる可能性が高まります。

目を背けたのではないかもしれません。

経営ですから目の前の売上をつくることも非常に重要です。

そのためサロンオーナーも日々の業務がとても忙しく、新しい顧客層の「集客」のことなど手が回らないのが現実だと思います。

『あなたが「集客」できない5つの理由』でもお話したようにやらなきゃいけないと分かっていても、

じっくりと考える暇がない。

何から手をつければよいか分からない。

誰に相談すればいいか分からない。

そんな状態のサロンオーナーが少なくありません。

目の前のことも、将来のことも考えなければいけないのが経営者。

大変ですがそれが実情です。時間をつくってやるしかないのです。

わたしも経営者なのでお気持ち理解できます。

ターゲットを具現化しよう

知らなきゃまずいエステサロンの「集客」のこと(2017年2月加筆・修正)

 

まずは新たに取り込みたいターゲット層の特徴について考えてみましょう。

エステサロンの多くは【30~50代前半で可処分所得が高い女性】をターゲットにしています。
※可処分所得=簡単にいうと実際に自由に使えるお金のこと。

自由になるお金が多い女性とは具体的にどのような人でしょうか?

ちょっと考えてみましょう。

おそらく、自立して働いていて収入がある、またはパートナーの収入が高く、本人が働かなくても自由になるお金が多くある。

こうしたタイプの女性が多いのではないでしょうか?

どちらも大切なお客さまですね。

こういったお客様を固定客にもてるとサロン経営は安定します。

特に自立して働いている女性というのは、外に出る機会が多い分、美容に投資する可能性も高いと考えられます。

そこで今回は特に自立した働いている女性をどのように「集客」するかを考えてみましょう。

「ネット」問題から目を背けない

知らなきゃまずいエステサロンの「集客」のこと(2017年2月加筆・修正)

一概には言えませんが、こうしたタイプの女性の特徴として「ネットリテラシーつまりインターネットを自分の生活を楽しく過ごすために使う能力に長けている」という点が挙げられるます。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末が当たり前のように普及していることもあり、なんでもネットで調べる習慣がついているのですね。

新しいネットツールにも敏感です。最近ではインスタグラムなども流行っています。

つまり、「集客」ターゲットを取り込むにはサロン経営者にもネットやITの知識が不可欠であると言えるのです。

こうした分野に長けている女性エステサロンオーナーも一部いらっしゃいますが、「集客」で悩む多くの経営者はこうしたネットやIT関連の業務に頭を抱えていることが多くあります。

勉強したくてもする時間がない、難しそうで手がでない、とにかく苦手!!など理由は様々でしょう。

ただ、この「集客」を考えた場合、IT関連に目を背けていては新たな顧客を獲得するのは難しいと言っても決して言い過ぎではないと思います。

最初から諦めてしまうのはもったいない事です。

全部を自分でやろうと思うから苦しくなります。

最低限の知識だけは身につける必要はありますが、そこから先の技術的な面は信頼のおける業者に依頼するというある種の開き直りも必要です。

本当に必要なIT/PC力とは

知らなきゃまずいエステサロンの「集客」のこと(2017年2月加筆・修正)

そしてもう一つ大切なのは、小手先のテクニックだけで「集客」を成功させようとしない事です。

Aサロンはフェイスブックを使って「集客」成功したらしい。だからやってみよう。でも結果が出ない。

Bサロンはアメブロをつかって「集客」に成功した。だからやってみよう。でも効果がでない。

どうして結果がついてこないのか・・・・

それは他のサロンのツールをマネしてからです。

集客にとって一番大切なのは、「ツールを変えるといった小手先の方法」ではなく、

「集客とは何をすることなのか?」

「集客を成功させるためには何と何と何をする」

といった原理原則を学ぶ必要があるのです。

「集客」とは何をすることですか?

この質問に応えられるようになるとあなた「集客」は必ず上手くいきます!!

応援しています!

 

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この記事を書いた人

天笠 茂(あまがさ しげる)

天笠 茂(あまがさ しげる)

多くのエステ・ネイルサロンを成功に導いた圧倒的なノウハウを持つ。山あり谷あり、人生の醍醐味をとことん味わったからこできる指導スタイルは、「自分でも気がつかなかった盲点を気づかせてくれる」「熱量と人間味があって背中を押される」と定評がある。
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