今日からできるエステ・ネイルサロン経営における集客の効果測定とは(2019年加筆修正）

この記事は2015年3月の記事ですが、2019年11月に加筆・修正を行っております。

集客効果測定について知ろう

現在エステ・ネイルサロンを経営しているあなたは、何かしらの「集客」活動をしているはずですね。

・ホットペッパー(ポータルサイト）
・ホームページ
・SNS
・折込広告
・地元フリーペーパー等

では。集客の「効果測定」はどうでしょうか？

「効果測定」・・・字の如く、効果を測定するということです。

効果測定を取っているならとっても良いことだと思います。

逆に取っていないとしたら、今日からでも効果測定をスタートしましょう。

今回は「効果測定を取っていない人」に焦点を当てながら効果測定の重要性、方法などについてお話していきます。

おっと、現在すでに効果測定を取っている、あなた！

じゃあ私には関係ないから今日は読まなくていいやと思いませんでしたか？

いやいや、これからお話する内容はすでに効果測定を取っている人にもきっと役立つ内容です。

今の効果測定の方法を見直し、今よりさらにサロン経営を円滑に進めていくきっかけにしてもらいたいと思っています。

ということで、効果測定している人も、これからの人もぜひお付き合い下さい。

集客の効果測定を取らない理由

さて、まだ集客の効果測定を取っていないという方、なぜあなたは集客の効果測定を取っていないのでしょうか？

おそらくこんな理由ではないでしょうか？

①「集客」における効果測定が何か分からないから

②効果測定について習ったことがないから

③習いたくても恥ずかしくて聞けないから

④教えてくれる人がいないから

⑤聞いても分からないから

このような感じで効果測定に踏み出せないでいる理由には色々あると思います。

でも大きく分ければ、

①集客効果測定の必要性を感じていない

②やり方が分からない

この２つなんですね。

いずれにしてもそのままの状態にしていたのではあなたのエステ・ネイルサロン経営はも変わりません。

まずは1歩踏み出すことです。

分かりやすいように例をあげて「効果測定」について説明してみますので、ここで一緒に勉強してみましょう。

受験勉強の効果測定

今回は「集客」を「受験勉強」に置き換えて「効果測定」について解説してみたいと思います。

【受験勉強の場合】

①事前準備
1)現在の自分の学力を知るために模擬テストを受け、自分に不足している部分や問題点を把握する
2)再度模擬テストを受けるために目標設定をして勉強する

②結果を数値で把握
自分の点数（平均点、偏差値）を把握
※感覚ではなく結果を数字で把握することが大切

③結果の問題点を把握
どこを間違えたのか、なぜ間違えたのかについて把握して対策を取り、復習してから次のテストに備える

集客の効果測定

これを集客に置き換えて考えてみましょう。

今回は特にホームページでの集客について例に挙げてみます。

条件は「フェイシャル専門店、町田で経営、”リフトアップ”で検索してくるお客さまを集客したいと考えている」とします。

【集客の場合】

①事前準備

1)現在のあなたのサロンの状況を把握する
・お客さまに検索してもらいたいキーワードが何かを考える
・狙ったキーワード（フィシャル、町田、リフトアップ）でのGoogleやYahooでの現在の検索順位を把握する→狙ったキーワードの検索順位を調べるツールが数多くあります。

2)狙ったキーワードの検索順位が悪ければHPをリニューアルするなど対策を嵩じる

②結果の把握

・狙ったキーワードでの検索順位に変化があったかを確認
・実際に検索されているキーワードを把握
・何人がHPを訪れていて、そのうち初めての人が何人で、リピーターが何人いるのかを把握

・合計何ページを閲覧しているか把握
・１人あたり平均何ページ見てくれているかを把握
・どのページがよく読まれているかを把握
・サイトの中にどのくらいの時間滞在してくれているかを把握

※感覚ではなく結果を数字で把握することが大切

③結果の問題点を把握

結果として出た数字の背景を「なぜ？どうして？」という視点から検証していきます。
・なぜ、どうして？狙ったキーワードで検索順位が上がらないのか？
・なぜ、どうして？狙ったキーワードではHPに人がこないのか？
・なぜ、どうして？訪問数が少ないのか？
・なぜ、どうして？新規の訪問者が増えないのか？
・なぜ、どうして？たくさんのページを読んでくれないのか？
・なぜ、どうして？HPの滞在時間が短いのか？

どうでしょうか？

何となくでも効果測定の中身が見えてきたでしょうか？

すでに効果測定をしている方も現状との比較ができたでしょうか？