近年の美容・健康ブームによって、エステサロンを利用して体や肌のメンテナンスを行う方が急増しています。

提供するサービスや働き方も多様化し、最近では様々なエステサロンがあります。

このように激戦化するエステ業界で、売り上げを伸ばすためにはどうしたら良いのでしょうか？

今回は、売り上げをアップさせる3つの方法についてご紹介します。
サロン経営をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

客単価を上げる

エステサロンを経営する上で、客単価を把握することは非常に重要です。

たとえ、来店者数が多くても客単価が低ければ、売り上げアップはあまり期待できません。

では、どうしたら客単価を上げられるのでしょうか？

通常のメニューを組み合わせて、セットメニューを作ってみましょう。

例えば、「フェイシャル」「痩身」など、通常であれば別々に提案していたメニューを合体させ、セット価格で提案することによって、「試しに」という感覚で気軽に体験できます。

また、セットになっていれば普段選ばないようなメニューも体験できます。

色々なメニューを体験し、効果を実感することによって、次回から希望するメニューが増えるのではないでしょうか？

多くのエステが取り入れている方法の一つに、新しいメニューや期間限定メニュー、キャンペーンを積極的に提案して客単価を上げるということが挙げられます。

客単価を上げるためには、提供するサービスのマンネリ化を防がなければいけません。

トレンドの移り変わりが激しい美容業界において、新たなメニューやマシンが導入されていないと、顧客がそのサロンに飽きてしまいます。

また、「今限定」「季節限定」と謳えば、自然と人々の目に留まりやすくなります。

常に最新の情報を取り入れ、「行きたい」と思えるサロンを目指しましょう。

顧客管理を徹底する

来店時に受けた施術や、ヒアリングなど、顧客の情報をしっかりまとめておくことが大切です。

サロンにカルテが何件あるか確認し、顧客一人ひとりの肌質や体質に適した提案をしましょう。

また、カルテを管理しておけば来店頻度も分かるため、どのようなタイミングでサロンに訪れるかも分かります。

定期的にサロンに通ってくれている方、しばらく足が遠のいている方が分かるようになります。

通う頻度が低くなり、しばらく足が遠のいている方には、季節限定のメニューや肌質に合ったスキンケアを記載し、挨拶状を送りましょう。

しばらくの間来店していなくても、挨拶状を見てまた行きたいと思ってくれる方もいるかもしれません。

集客のために積極的に宣伝する

エステサロンの知名度は口コミや評価によって広まり、だんだん顧客が増えていきます。

しかし、その口コミや評価をしてもらうには、サロンの宣伝をして集客しなければいけません。

最近では、宣伝をするための便利なツールが続々と登場しています。

ぜひそれらを活用して積極的にアピールしていきましょう。

売り上げを伸ばしたいのであれば、まず初めにお店のホームページを作成しましょう。

ホームページには施術内容や料金、店内の雰囲気など、様々な情報を掲載できるため、顧客を獲得して売り上げを伸ばすのに欠かせません。

また、ホームページ内にブログを作成し、細かい情報を掲載することも重要です。

スタッフの情報、現在利用できるメニュー、商品の入荷など、来店を促すようなブログを目指してください。

最近では、InstagramやTwitter、Facebookなど、SNSを通してお店の宣伝をするサロンが急増しています。

多くの人々が日常的にチェックするSNSを運営することは、集客効果があり、顧客をたくさん獲得できるのです。

また、SNSの場合、自ら検索しなくても口コミで情報が流れてくる可能性があるため、より多くの人の目に触れます。

SNSで見て気になったサロンを検索し、作成したお店のホームページにたどり着けば、これが上手くループし、着実に売り上げを伸ばせます。

さらに、SNSを活用するのであればお店のアカウントだけではなく、サロン用のスタッフ個人のアカウントを作ることも効果的です。

新規顧客を獲得するために、既存の顧客に紹介してもらう、紹介制度も取り入れましょう。

知り合いからの紹介であれば、新規の方でも安心して足を運べます。

また、紹介してくれた既存の顧客、新規顧客の双方に紹介割引やプレゼントなどを提供すると、さらなる集客につながるでしょう。

まとめ

今回は、エステサロンの売り上げを伸ばすための3つのポイントについてご紹介しました。

サロン経営をしている方は、ぜひ売り上げを伸ばすために、客単価アップ、顧客管理、集客に積極的に取り組んでみてください。

経営において重要なことは、「行きたい」と思えるようなサロンを作り、充実したサービスを提供することです。

サロン経営コンサルティングにご相談いただければ、サロン作りのサポートをいたしますのでお気軽にお声かけください。