どうしてうまくいかないエステサロン経営?その答えはルーティーンワークにあった!(2017年2月加筆・修正)
エステサロンを経営していると様々なお客様との出会いがあります。
来店されるお客様は、年齢も違えば生活スタイル、性格も1人1人違います。
そして何よりもエステに来店するきっかけになった悩みもお客様それぞれで異なります。
そんなお客様と接し、一緒に悩みを解決するという仕事はとても刺激的で楽しいものですよね。
こうした仕事をして、報酬を得て、サロンも繁盛していけば言う事なし。
ただ、現実は甘くなく、年々顧客数が減り、売上も減ってきていることに頭を悩ませているオーナーも多いはずです。
仕事は楽しいはずなのになぜうまくいかないのか・・・・
今回はそんな悩みについて一緒に考えていきましょう。
日々の業務を振り返ろう
まずは毎日の業務について振り返ってみましょう。
【掃除→来店準備→来店の予約対応(メールやサロンボードチェック)→お客様来店→お話しながら施術→お会計をしてお見送り】
これを数回繰り返したら最後に店舗の掃除や洗濯・事務作業・翌日の準備を行って1日が終了。
細かな部分は違ってもおおまかにいえばほとんどの場合、このような流れが毎日続いているのではないでしょうか?
お客様一人一人に合わせて対応を変えたり、話すことを変える。
もちろん施術内容もことなりますが、よくよく考えればルーティーンワークの繰り返しだという事に気がつくと思います。
ご注意)ルーティーンという言葉を悪く捉えているわけではありません。
事務作業のように人と接する事が少ない仕事の場合、ルーティーンワークだという事を自覚して仕事をしている場合が多いですが、エステサロンのように毎回別のお客様と接する仕事の場合、やっている本人がルーティーンワークだと自覚していないことも多くあります。
仕事が楽しくできているのだからルーティーンワークでも別に問題ないのでは?と思うかもしれませんね。
確かに新しいお客様が来てお話をして施術をして、その方がキレイになったと喜んでくれればこれほど嬉しい事はないでしょう。
業務の楽しさという面だけを見れば、何の問題もありません。
ただ、今回解決したいのは「エステサロン経営」の問題です。
仕事が楽しい事とサロンが儲かるというのは必ずしもイコールではないのです。
この事はしっかり頭に入れておきましょう。
ルーティーンワークだけではうまくいかない
サロンを経営していると現実の厳しさを感じる事も多いと思います。
自分の抱いていた理想のサロン経営とは全く違う。
毎日一生懸命やっているつもりなのに何が悪いのか分からない。
そんな抜け道のない迷路に迷い込んだような毎日を送っていませんか?
あなたと同じような悩みを抱えたサロンオーナーはたくさんいます。
どうすればこの迷路から抜け出せるのか・・・・。
その答えは先ほどお話したルーティーンワークと深く関係しています。
ルーティーンワークというのは、サロンにとって必要不可欠な業務であるためそれを楽しく行えるというのはとても大切な事です。
ただし、このルーティーンワークだけを毎日繰り返していては「発展」がありません。
中にはルーティーンワークだけをサロンの仕事だと勘違いして、ただひたすらにこの業務の向上だけを考えて経営を行っているケースもあります。
スタッフ時代ならルーティンワークだけをひたすら行い、お客様に喜んでもらえばそれでよいのですが、経営という視点だとそれだけで「発展sる」ことができません。
あなたはもしかしたら、ルーティーンワークだけではダメだと分かっているけれど、どうすればいいのかわからない!
そんな状態かもしれませんね。
新たな挑戦が必要
業績の良いエステサロンを見てみるとルーティーンワークとは別に常に「新しい事」にチャレンジしている場合が多くあります。
チャレンジ=行動する力があるという事ですね。
この行動力こそがサロン経営を発展させるためのキーポイントとなります。
こうしたお話をすると、「そんな事は分かっている…分かっているけどどう動けば良いのか分からない」「分かっているけどできないから悩んでいる」と思う人もいると思います。
また「新しい事」というと何か大掛かりなことを想像する人も多いと思います。
もちろん大きな目標を持つ事は大切ですが、いきなりそこに到達しようとすると苦しくなってしまいます。
そこで私は、まずは手帳をしっかるつけることを強くオススメします。
手帳をつけることで人生が変わる!
お客様の情報はカルテにしっかり書き込む。予約の管理もしっかり予約帳に書き込む。
しかし、外出の機会がそれほど多くないエステサロンオーナーは自分自身の為に手帳を上手く活用できてない人が少なくありません。
手帳をつけるとお伝えしましたがスタートする時点では形式張ってきちんと書こうとする必要はありません。
例えば毎日の出来事を簡単に書き留めるだけでも大丈夫です。
とにかく毎日の業務について現実を客観的に見るという作業をする事が大切です。
「レコーディングダイエット」なんて言葉がありますよね?
あれはただ自分が食べたものを自分でノートに書き留めるというダイエット方法です。
でもものすごい結果がでます。ただ書いているだけですよ。
それだけ書くという行為は自分自身に影響を与えることができるのです。
私自身手帳にはものすごく活用しています。
事業計画など経営に関することはもちろん記載しますが、日々の考えやアイディアを手帳に書き留めます。
電車の移動時間は座れるとすぐに手帳を取り出します。
アイディアに対しての進捗状況を確認したりしています。
こんなこと書くとすごく難しいことを手帳に書いているように感じるかもしれませんがそんなことはありません。
実はすごく簡単なこともメモしています。
起床時間・起床時の気持ちを●×△。
就寝時間
1日の行動
やることリスト等々
そんな簡単なことをメモするだけで新たな自分が見えてきます。
とにかく繰り返すことが大事です。
私の個別サポートを受ける方には必ず手帳のつけ方もアドバイスしています。
まずは簡単なことからはじめてください。
でもそれを続けると大きな結果に必ずつながります。
応援しています!!
この記事を書いた人
天笠 茂(あまがさ しげる)
多くのエステ・ネイルサロンを成功に導いた圧倒的なノウハウを持つ。山あり谷あり、人生の醍醐味をとことん味わったからこできる指導スタイルは、「自分でも気がつかなかった盲点を気づかせてくれる」「熱量と人間味があって背中を押される」と定評がある。
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