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サロン経営コラム

ネイルサロン経営では利益をいかに残すかが重要

ネイルサロン経営では利益をいかに残すかが重要

将来、自分のネイルサロンを経営したいと考えた時、ちゃんと利益を出せるかどうか心配になる方も多いでしょう。

ネイルサロン経営では、利益をいかに残すかが重要です。

数あるサロンの中でも儲かりやすいと言われていますが、経営に失敗するお店も少なくありません。
どうすれば利益を残せるネイルサロンとなるのでしょうか?

今回はネイルサロン経営が儲かりやすい理由や利益率、利益を上げる方法をご紹介していきます。

ネイルサロン経営が儲かりやすい理由

ネイルサロンの施術の様子

サロンには様々な種類がありますが、ネイルサロンは初期投資が比較的かからず儲かりやすいサロンです。
そもそも、なぜネイルサロン経営は儲かりやすいのか、その理由から見ていきましょう。

・原価がリーズナブル

ネイルサロンで使う道具

ネイルサロンを経営するためには、ネイル用品が必要です。

ネイルを完成させるまで様々な道具を使いますが、どれも比較的に原価は安いです。

原価を安く抑えられる分、利益が出やすくなっています。

・人件費がかかりにくい

ネイルサロンの人件費

ネイルサロン経営では人件費も発生します。

技術職となりますが、実はネイリストの人件費はそれほど高くありません。

ネイルリストを雇う場合、平均月収は15~20万円が相場となっています。

スタッフを雇って経営する場合も比較的に人件費がかかりにくいので、それも利益を得られやすい理由につながっています。

気になるネイルサロンの利益率

ネイルサロンの利益率

お店の経営でどれだけ収益を上げているのかは、利益率から分かります。
ネイルサロンの場合、どれだけの利益率となるのでしょうか?

・ネイルサロンの利益率は90%

ネイルサロンの利益率

利益率は「粗利益(売上から必要経費を引いた金額)÷売上×100」の計算式で求めることが可能です。

一般的には20%前後は目標となりますが、ネイルサロンでは大きく上回る利益率になる傾向があります。
自宅で個人的に経営するのであれば、利益率90%以上となる可能性も高いです。

ネイルサロンは原価が大した額ではないため、利益の大半は技術料となります。

その性質から一般的な事業体よりも利益率が高い傾向にあるのです。

例えば5,000円のジェルネイルであれば、原価は500円にも満たないので9割以上はお店の利益となります。

・実際の利益率は70~80%くらいになる

ネイルサロンの利益率

90%以上の利益率に期待できるネイルサロン経営ですが、実際は70~80%になる可能性が高いです。

経営では家賃や光熱費など店舗を維持するための費用も発生するので、その分も配慮するとなると現実の利益率はやや下がると言えるでしょう。

それでも、ネイルサロン経営では高い利益率に期待できます。

正確な利益率を出すためにも売上の集計などは正確に管理していきましょう。

ネイルサロン経営でしっかり利益を上げていくには

ネイルサロン経営でしっかり利益を上げていくには

ネイリストの人口は増えており、それに伴いネイルサロンの数も増加しています。
つまりライバルが多い状況なので、思ったように稼げないと悩む経営者も少なくありません。

では、ネイルサロン経営でしっかり利益を上げていくにはどうすればいいのでしょうか?
ここからは利益を出すためのポイントをご紹介していきます。

・利用しやすい立地で開業する

エステサロン開業の立地

ネイルサロンはお客様が入らなければ経営が成り立ちません。

自宅でも開業可能なサロンですが、最寄り駅から遠かったり、客層が合わないエリアだったりすると客入りが悪くなってしまいます。

通いやすさや地域属性を理解して、店舗やマンションを借りるなどして開業しましょう。

・接客に力を入れる

ネイリスト接客

お客様の中にはネイリストとの会話を楽しみの1つにしている人も多いです。

ネイルの技術力も大事ですが、また来たいと思ってもらえるようにお客様の心を掴む接客スキルも必要となります。

技術職でもあり、接客業でもあることを意識し、コミュニケーション能力や接客マナーを向上していきましょう。

・メニューやお店の雰囲気で差別化を図る

ネイルサロンの雰囲気

すでに別のネイルサロンが近くにあったり、今後低価格のネイルサロンが増えたりすればライバルとの競争は激化します。

そうなれば、立地条件が良くても利益は上がりにくいでしょう。

他のお店にお客様が流れてしまわないためにも、リピーターがつくことを意識してメニューやお店の雰囲気作りをして差別化を図ることも大事です。

・スタッフの雇用や複数の店舗を展開する

ネイルサロン

1日に入るお客様が多いほど利益も上がります。

お店の回転率を上げたいのであれば、ネイリストを雇うことも考えていきましょう。

そうなると人件費が発生しますが、以前よりも売上が増えたのであれば大きなデメリットにはなりません。

また、優秀なスタッフをある程度確保できたら、別エリアで複数の店舗を運営することも可能となります。
複数の店舗でもヘルプ移動により人材も最小限に抑えることが可能です。

例えば1つの店舗で予約がいっぱいの場合、比較的忙しくなく指名予約の入っていないスタッフを忙しい店舗に派遣すれば、1人でも多くのお客様に施術を提供できます。

経営が複雑になりますが、利益を出したい時は複数の店舗を持つことも考えていくべきでしょう。

まとめ

ネイルサロン施術の様子

ネイルサロン経営を成功させるには、いかに利益を残せるかが重要となります。
ご紹介したポイントを意識して開業・経営をすることで、利益を出せるネイルサロンとなるでしょう。

しかし、努力しても経営が上手くいかないこともあるはずです。

そんな時は、サロン経営コンサルティングへご相談ください。

経営のプロなら利益が出ない本当の原因を突き止めることができ、適切な対策を検討することが可能です。

利益を最大化にしつつ、お金を残す考え方や方法のアドバイスなどを通じてネイルサロン経営者様をサポートいたします。

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この記事を書いた人

天笠 茂(あまがさ しげる)

天笠 茂(あまがさ しげる)

多くのエステ・ネイルサロンを成功に導いた圧倒的なノウハウを持つ。山あり谷あり、人生の醍醐味をとことん味わったからこできる指導スタイルは、「自分でも気がつかなかった盲点を気づかせてくれる」「熱量と人間味があって背中を押される」と定評がある。
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