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サロン経営コラム

ネイルサロンの経営は本当に儲かるのか?

ネイルサロンの経営は本当に儲かるのか?

ネイリストとして経験を積み、自分のサロンを持つという人は少なくありません。

自分のネイルサロンを開業できれば、あなた自身の強みを活かしたサービスも提供しやすくなります。
そのため、より自分らしく働くことができるようになるでしょう。

中には、本当にネイルサロンの経営は儲かるのか気になるという人もいるはずです。

そこで今回は、ネイルサロンの売上が決まる要素オーナーがどのくらいの収入を得られるのか固定客を離さないようにするためのコツにはどのようなものがあるのかといった点について解説していきます。

ネイルサロンの売上は何で決まるのか?

ネイルサロン施術の様子

ネイルサロンの売上は、客数と客単価によって決まります。

1人でも多くのお客様に来店してもらい、少しでも高いメニューを選んでもらうことができれば、売上は順調に伸びていきます。

集客が上手くいけば、徐々に来店してくれるお客様の数も増えていきますし、高い料金を設定しているメニューを選んでもらえる可能性が高くなっていくでしょう。

しかし、売上だけではなく、コストについてもしっかりと考えておかなければいけません。
いくら売上が伸びたとしても、コストがかかってしまえば、結果的に収益は伸びなくなってしまうからです。

ネイルサロン

ネイルサロンを経営するには、家賃や光熱費、広告宣伝費などが必要になります。

これらは、経営の維持や拡大に欠かすことができません。

スタッフを雇う場合は、人件費も必要になります。

売上からこれらの経費を差し引いた分がオーナーの収入になるため、コストをどれだけコントロールできるかというのはとても重要です。

ネイルサロンを経営することでどのくらい収入が得られるのか?

収入を計算する女性

ネイルサロンのオーナーになった場合、どのくらい収入が得られるのでしょうか?

1日あたり10名のお客様が来店し、客単価が5,500円だった場合を例に計算してみます。
1ヶ月30日で計算してみると、売上高は165万円になります。

スタッフを3人雇っていて20万円の給料を支給しているケースだと、60万円の支出が生まれるのです。

必要経費

その他にも、店舗の家賃や光熱費、通信費、材料費、広告宣伝費、ローン返済などを含めると合計で120万円ほどの支出になると想定します。

つまり、純利益は45万円ということになります。

いくつか店舗を持っている場合は、それ以上の利益を得られるという計算になるでしょう。

このことから、基本となる集客ができていて、店舗数を増やすことができれば、必然的に経営者の収入はアップするということになるのです。

固定客を離さないようにするためのコツ

固定客をつかむネイリスト

ネイルサロンを経営し、安定した基盤を維持するためにはリピート率を高めることが重要になります。

最後に、固定客を離さないようにするためのコツをいくつかピックアップしてご紹介します。

・カウンセリングが肝になる

ネイルサロンのカウンセリング

固定客になってもらうためには、初回のカウンセリングが重要なポイントになることを忘れてはいけません。

初回のカウンセリングでは、お客様のニーズや悩みをしっかりと聞きだす必要があります。

そして、そこから潜在的な欲求にアプローチできるようになれば、お客様の心をしっかりと掴めるようになっていきます。

カルテを付け続けていれば、一人ひとりのニーズに気が付きやすくなっていくことでしょう。

それが、より高い集客率やリピート率につながり、客単価のアップにもつながると考えられます。

・次回の予約も重要

ネイルサロン施術の様子

カウンセリングでニーズや悩みを引き出すことができていれば、次回の予約にもつながりやすくなります。

ケアだけをしてもらいたい、リペアだけをしてもらいたい、パーティの時だけお願いしたいといった層のお客様が多いニーズに気が付くことができれば、次回の予約に関する提案もしやすくなるでしょう。

そして予約してもらうには、あなたやスタッフの施術が想像を超えていることも重要です。

期待以上の結果を出してもらえれば、「次回以降もお願いしたい」と感じてもらえるからです。

・DMや電話などを活用する

LINE公式アカウントなどを活用

DMや電話などを活用することで、次回の来店につなげられる可能性が高くなります。

新規顧客の集客がある程度できているなら、既存顧客へのアプローチに重点を置くと、より売上がアップしやすくなります。

そのためには、DMや電話などを活用するのがおすすめです。

最近では、LINE公式アカウントなどを活用しているネイルサロンもあるので、まだ導入していないなら前向きに検討してみると良いでしょう。

その他にも、来店時に渡せるようにニュースレターを月に1度くらいのペースで作成するのも有効な手段の1つとなっているので、試しに作ってみることをおすすめします。

まとめ

売上が右肩あがり

ネイルサロンの売上は、客数と客単価によって決まるため、新規顧客の集客だけではなく既存顧客へのアプローチも重要になります。

適切なアプローチができれば、必然的に売上も右肩上がりになっていきます。

固定客を離さないようにするためのコツについても理解し、実践することができればより効果を実感することができるでしょう。

エイルサロンで儲かるかそうでないか

ネイルサロンに限ったことではありませんが、経営は儲かるかそうでないかのどちらかに転ぶものです。

成功を収めるためにも、既存顧客へのアプローチに重点を置いてみると良いでしょう。

儲かるための手段で迷っているなら、サロン経営コンサルティングまでお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

天笠 茂(あまがさ しげる)

天笠 茂(あまがさ しげる)

多くのエステ・ネイルサロンを成功に導いた圧倒的なノウハウを持つ。山あり谷あり、人生の醍醐味をとことん味わったからこできる指導スタイルは、「自分でも気がつかなかった盲点を気づかせてくれる」「熱量と人間味があって背中を押される」と定評がある。
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